CM効果について

   

10年以上前から、インターネットの発展によりテレビCMの効果が問われるようになっていますが、私はテレビCMの効果はまだまだ高いと思っています。

ただ、その効果の出方が変化しているなと感じてまして。

ネット発展以前は、リアルタイムにテレビを見ている人向けの効果が狙われていたわけです。昭和時代を振り返れば、エンタメの中心がテレビで、他に楽しめるメディアや情報を取得するチャネルがなかったわけですから、その効果は絶大でした。それが、録画機能が発展してCMスキップ機能ができて、、さらにはネットの発展で、楽しめるメディアも増え、情報もネットから得る事が増え、、テレビ離れも指摘されています。

一方で、ネットで話題になることの多くがテレビが一時情報のものが多いのも事実。テレビ自体は見ていなくても、ネット、特にSNS経由で流れてきたテレビの情報を得る。そんな情報の得方が増えていると思います。

SNSで話題になるためには、テレビに出る事、紙の雑誌に出る事、街の広告に出る事が有効だったりします。ある種の「ステイタス」のようなもの。

なので、CMをスポットや提供番組で放映すること自体よりも、話題性のあるCMを制作して、YouTubeにも公開し、それがSNSを通じて拡散することを狙うのが最も効果的かと。「CMの放映」そのものから「CMのPR」へと軸がシフトしている。そういう意味で、「誰がCMに出演しているか」ということも重要になってきますよね。人を通じた方が伝わりやすいですし、話題になりやすいので。タレントの重要性も相変わらず高い状態は続くでしょう。

さらに、今まで全国でテレビCMを放送できなかったような中小企業、地方の企業にとっても、話題性のある映像を作って拡散を狙っていく事が増えると思うので、タレント需要の裾野は拡大していく事でしょう。

 - MARKETING , ,